TIPSforDM
DM向けアドバイス
Encountersのシナリオを使用したセッションを行う際の注意点をまとめました。 WPNショップで毎週水曜に開催されるD&D Encounters以外の場所で、過去のシナリオを使用する際にも参考になると思います。
WPNの開催要項を守って開催されるイベント以外の場所でセッションを行う場合に検討すべきこと。
Encounters形式で行うか通常のシナリオに落とし込むか?
- Encounters形式はオンラインセッションにも適しているようです。
- Encountersは通常のシナリオよりも経験値が多く渡されるようになっています。通常のキャンペーンなどに組み込む場合は、ロールプレイ経験点などを調整する必要があるでしょう。
- 小休憩時(=毎回のセッション終了後)にも必要な経験点を得ていれば、レベルアップができます。
- 1遭遇のプレイ時間は1.5~2時間となっています。いくつかの遭遇をまとめて行うなら4遭遇で7時間をみてください。(前回までのあらすじを毎回行わない分、少し短くなります)
キャラクター作成ルール
シーズン毎にキャラクター作成ルールが規定されていますが、個人的なセッションでは厳守する必要はありません。ただし、比較的最近のシーズンはルールプレイング要素がより重視されるようになっており、規定を大きく外れたキャラクターでは雰囲気を壊すことにもなりかねません。
- PHB系クラスを使用してもシナリオが崩壊するようなことはまず起きません。
- シーズンを続けて行う場合、ベテランDMがPCの開始レベルを引き上げて開催した実例もあります。(アメリカでの例)
Fortune Cardを使用するかどうか?
- 1回1遭遇のセッションなら使用しても面白いでしょう。1章分をまとめてプレイする場合は、使用しなくても困らないでしょう。
- 名誉点で得られる報償は追加でアクション・ポイントを渡すことで代用可能です。
- 「国境の城塞」時点ではFortune Cardsは未発売で、続く技能判定にボーナスを与える特別なカード等が配られていました。
ミニチュアについて
- ミニチュアがない場合、「スタートセット」(赤箱)付属の厚紙打ち抜きのトークンで充分代用できます。
- Encounters開催キットには汎用トークン(PC1、Monster1等)が付属していました。
- エッセンシャルズ製品の「Dungeon Master's Kit」にはPC向けの、「Monster Vault」にはモンスター用のトークンが収録されています。
- 玩具扱いになるためかAmazonでは扱っていませんが、紀伊國屋書店BookWebで購入可能です。
- D&Dミニチュアは大半がプレミア価格になっています。
- 2012年に新製品が計画されています。
- 「キャッスル・レイヴンロフト」などのD&D関連ボードゲームの駒も流用可能です。(無彩色ですが、造形はD&Dミニチュアを流用しています)
マップ
「国境の城塞」のみ表紙見返しに縮小マップが掲載されています。(章ごとの分冊だったため)
シナリオブックレット掲載の地図はかなり縮小されているため、別の方法で用意する必要があります。
- 手書きでがんばる。(まったく同じマップを再現する必要はありません)
- エッセンシャルズ製品の Dungeon Tiles Master Setを使用する。
- 手間はかかりますが、ほとんどの地形が収録されいます。前述の紀伊國屋書店BookWebで扱っています。
- HJが所有している分は販促キットとして使用できるそうなので、各種イベントで配布される機会を狙う。
- 実際に開催していたDMから借りる。(ツテがあるなら一番確実かつ簡単)
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